【解決事例】仕事で多忙な相談者に代わり、スムーズに進んだ預貯金の相続手続き
- 2026.07.21

1. 状況
- 相談者:50代・男性・群馬県在住。本人と子供3人のご家族構成。
- 相談内容:数ヶ月前に亡くなった奥様名義の預貯金の解約手続きを依頼したい。自身は平日は仕事が忙しく、銀行窓口に行く時間が取れないため、手続きの代行を希望。
- 相談の背景:以前、相続手続きでサポートを受けた知人からの紹介で相談に至る。信頼できる専門家に任せたいという思いが強かった。
奥様が他界されたことで、家計の管理も相談者が引き継ぐことになったが、銀行や役所への手続きは平日の昼間に限られており、勤務先を頻繁に抜けることも難しい状況だった。特に、相続に関する手続きは煩雑で時間がかかることを懸念されており、「できる限りスムーズに、そして確実に処理を進めてほしい」との希望があった。
2. 相続手続きの設計
- 提案内容:まずは戸籍一式の収集を代行し、法定相続情報一覧図を作成。これにより、各金融機関での手続きが円滑になるよう準備した。続いて、相続人全員との間で遺産分割協議書を作成。地元の地方銀行とゆうちょ銀行に対して、必要書類を整えて解約手続きを実施。県外にある支店については、郵送でのやりとりを行い、来店不要の形で対応した。
- 相続の目的:亡くなった奥様名義の預貯金を解約し、その解約金を法定相続分に従って相談者およびお子様3人で分配することが目的であった。特に争いもなく、家族間の関係も円満であったため、円滑に協議が進んだ。
- 相続財産:ゆうちょ銀行および、地方銀行に預けられていた預貯金が主な相続財産であった。どちらも数百万円単位の残高があり、解約後はそれぞれの相続人へ分配された。
3. 相続手続きを行うメリット
- 具体的な効果:相談者自身が金融機関の窓口に行くことなく、必要書類の提出や問い合わせ対応をすべて専門家に一任できたことで、仕事を休む必要もなく、精神的な負担も軽減された。加えて、法定相続情報一覧図を活用したことで、複数の金融機関への手続きが効率的に行えた。
- メリットの整理:
- 平日の日中に銀行に行く必要がなくなった。
- 戸籍や協議書など煩雑な書類の準備を専門家が代行。
- 遺産分割協議の作成・取りまとめもスムーズに実施。
- 複数の銀行とのやりとりも一括で対応。
- 手続きの流れ:
- 戸籍謄本等の収集・法定相続情報一覧図の作成
- 相続人全員と遺産分割協議書の作成・押印
- ゆうちょ銀行および地方銀行への解約手続き申請
- 解約金を相談者の口座に一時集約し、相続人に分配
手続き完了までに約1か月程度を要したが、相談者の負担は最小限に抑えられた。
4. まとめ
- 事例の要約:今回のケースでは、相続手続きの知識や時間が限られていた相談者に代わり、専門家が戸籍の取得から預貯金の解約、解約金の分配までをワンストップで対応した。結果として、相談者は仕事を休むことなく、安心して相続手続きを終えることができた。
- メッセージ:相続手続きは「何から始めればいいか分からない」と感じる方が多く、特にお仕事でお忙しい方にとっては後回しになりがちです。しかし、放置すると銀行口座が凍結されたままとなることで、生活費や学費の捻出に支障をきたすこともあります。今回のように専門家に依頼することで、スムーズかつ確実に手続きを進めることが可能です。お困りの際は、ぜひ一度ご相談ください。手続きのプロが、あなたに代わってサポートいたします。
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この記事を担当の執筆者

サンセントラル司法書士法人
代表
中山 学史
保有資格司法書士
専門分野相続、信託
経歴明治大学法学部卒業。平成24年司法書士試験合格。司法書士事務所勤務を経て、平成25年司法書士事務所開設。遺言書の作成や相続問題に精通した弁護士、税理士などの専門家とネットワークを構築し、不動産相続案件を専門に活動している。 最近は民事信託を活用した相続対策を行っている。 「身内の相続で揉めない悔やまない50の処方箋」(中央経済社)を共同で執筆。


































